【第4回「試行錯誤する学校」大人の学習合宿 in 福山】開催!

【第4回「試行錯誤する学校」大人の学習合宿 in 福山】
<主催>久田教育総合研究所 <協力>LOCAL EDUCATION LAB

今回は、皆さんお待ちかねの「試行錯誤する学校」大人の学習合宿 in 福山の開催についてお知らせします。

今年で4年目を迎える本合宿ですが、今回はまず、2022年に記録されたドキュメンタリー動画の一部をご覧いただき、
そこから感じたことや考えたことをお互いに語り合い、価値観をぶつけ合うところから始めたいと思います。

この取り組みに正解はありません。さまざまな見方があってよいと考えていますが、ダイバーシティ(多様性)の一端を互いに感じていただければ幸いです。
最初の一歩として、人と異なる自分を受け入れることを目指します。
その上で、他者の価値観も受け入れてみましょう。異なる価値観とは、自分にない考えが他の人にあり、同時に自分にしかない価値観や考えも存在することを実感することです。
このような気づきから始められたら良いと考えています。
また、これと併せて、2024年12月25日に次期学習指導要領に関して文部科学大臣から中央教育審議会(中教審)に出された諮問
「初等中等教育における教育課程の基準等の在り方について」の一部を、
皆さんと一緒に考えたいと思います。
この諮問書の冒頭には、次のような言葉が記されています。

「我が国の社会及び教育の積年の課題でもある『正解主義』や『同調圧力』への偏りから脱却するとともに、民主的かつ公正な社会の基盤として学校を機能させ、社会の分断や格差の拡大を防ぎ、共生社会を実現する観点からも極めて重要です。」

即ち、「社会と教育が抱える長年の課題」、それは「正解主義」や「同調圧力」が社会だけでなく学校にも存在するということを意味します。つまり、学校こそが社会を変えるための大きな糸口であると考えられるのです。
現在、社会の分断や格差は教育格差とも深く結びついています。「共生社会」という目標がありますが、果たして学校ではそれを実現できているでしょうか?

仕事をすることは、生きることと直結します。そして、仕事がクリエイティブな(付加価値を生む)ものになれば、学校での「仕事」にこそ他にないやりがいや生きがいが生まれるのではないでしょうか。

さらに、「民主的かつ公正な社会の基盤として学校が機能する」という目標も掲げられています。学校が民主的でなく、公正でもなければ、民主的で公正な社会は実現できません。
では、現在の学校は民主的と言えるでしょうか?公正と言えるでしょうか?

その上で、「協働して仕事をする」「協働して学ぶ」とは具体的にどういうことなのでしょうか?
学校の中にある資源(教員も含めて)を活用し、互いの良いところを持ち寄ることでやりがいが生まれ、より効果的な学びの場が育まれます。
このような土壌がなければ、共生社会にはつながらないのではないでしょうか。

こうしたテーマについて、皆さんと一緒に考えてみたいプログラムを用意いたします。ぜひご参加ください!

【登壇者】合田 哲雄 文化庁次長
【日時】2025年3月15日13:00〜3月16日13:00
【場所】〒720-0062 広島県福山市伏見町4-33 FUJIMOTO BLDG. 1F
【お申込み】https://fukuyamagassyuku4.peatix.com
【懇親会】3月15日19:00〜 別途5,000円程度
【1泊5,000円ドミトリー】宿泊ご希望の方は、久田・長尾までお申し出ください。押さえておきます(男子6名まで、女子1名まで)。

学校改革の促進

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さまざまなご相談に応じます。

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