「教員も生徒も学び・成長できる学校づくり」「失敗できる学校」の第1回目が終了

昨夜(2023年6月17日)、「教員も生徒も学び・成長できる学校づくり」「失敗できる学校」の第1回目が終わりました。

第1回目は、こちらで作成、送付した「わからないと言えない教員」の事例をもとに問いを投げかけました。
1)この事例のように、皆さんの学校には生徒に対して「わからない」と素直に言える教員はいますか?
2)皆さんが所属している学校には、この事例のような課題や、それ以外の課題はありますか?
3)それぞれの課題の本質的な原因はどこにある(あった)と思いますか?
4)その課題に対して皆さんがすぐ行動に移せることとは何でしょうか?
榊さん、田中さんのお二人の「失敗事例」をあげてもらう事から始まり教員も子どもも「いかに学びながら成長するか」を考えました。
そこで出てきたことは、生徒に対して、「わからない」と言えないだけでなく教員同士でも「わからない」と言えないのでは?とか、安心安全な環境が必要だよね。でもその環境は、互いの信頼や関係性が重要だという話やビジョンの共有が前提だよね・・・でないとチームとなれないなどの話がでてきた。
こうした中において「本質的なことは一体何なのか、「言葉」を大切に対話をしましょう。」がグランドルールでした。
最後には、参加者一人一人が、これから2ヶ月間の間にどんな事からチャレンジするかを宣言してもらいました。
今回の参加者の中から何名か、2ヶ月後8月5日にその発表を行なってもらいます。その発表の中で、実践者は、「宣言」「自分が2ヶ月間に目指したい姿」「現状の具体的な様子」「2ヶ月間でチャレンジする具体的内容」「チャレンジする狙いと理由」そして、「うまくいったこと」「うまくいかなかったこと」を報告してもらいます。
その間、参加者や主催者に誰でも相談できる相談室を設けています。みんなで手助けして、挑戦者(冒険者)を応援していくわけです。
次回の参加者の報告を聞いて相手がこれからさらに良くなるだろうというための批評を相互に行うことで、さらに良い方向に向かっていけるように全員で考え応援していく企画が2回目ということになります。

【第2回目:振り返りの会(立ち止まる)】
8月5日(土)19:30〜21:00
この2ヶ月の自分たちの「学びと成長」をみなさんで共に振り返りを行う中で、互いの学びについて考えます。
具体的な振り返りこそ最大の成長・学びにつながります。この「試行錯誤する学校の職員室」では、これを最も重視します。
【第3回目:試行錯誤と実践の会(次への飛躍)】
10月21日(土)19:30〜21:00
本質的な学びと成長にチャレンジする「試行錯誤する学校の職員室」では、試行錯誤した実践をみなさんと考え、実行に移せるキーは何かを意見を出し合って検討し、壁打ちをしましょう!
この場で何でもアウトプットし(愚痴を言うだけでなく)、現実の学校現場で活かせるやり方を模索していきましょう。そういうことを自由な発想のもとに出せる場こそが、この「試行錯誤する学校の職員室」です。
生徒も教員も「学び、成長する学校」へと進むために、学校のさまざまなシステムの変化。教員自身のメンタルモデル。・・・とさまざまな要因が考えられますが。それへの具体的なアプローチはどうすれば可能となるかが、大きなテーマです。
私たち主催者は、教員と子どもや、教員同士で学ぶ事が多い学校こそが、共に成長できる学校になれると考えております。
教員は子どもを笑顔で見守りつつ、ともにワクワクできるように試行錯誤できれば、学校はどんどん楽しい場所になります。
ただそのためには、その学校のビジョンに向かい、教員も子どもたちも共にチャレンジする事が大前提です。そこにこそ学校の文化が生まれてきます。そしてチャレンジをすれば当然「失敗」もします。振り返ってそこから必ず成長・学びが望めます。
まずは、このようなことを、考え・実践し・振り返ることを、オンライン上で、管理職もそうでない教員も、互いに笑顔で対話するような理想の「職員室」を創設します。「試行錯誤する学校」の職員室をみなさんで楽しみましょう!
その上で、今年度も実施予定の合宿へと繋げて参ります。
【日時】
第1回目: 6月17日(土)19:30〜21:00
第2回目: 8月 5日(土)19:30〜21:00
第3回目:10月21日(土)19:30〜21:00
【形式】
ZOOMによるオンライン
お申込みされた方に参加用ZOOMのURLをお送りいたします。
【参加費】
1回目のみ=800円(アーカイブ・資料を送付します)
2回目のみ=800円
3回目のみ=800円
1回目〜3回目のセット=2,000円
※お申込みされた方には、そのお申込み回のアーカイブをお送りさせていただきます。
※終了分の日程を終了後申し込まれた場合は、資料とアーカイブをお送りいたします。
※各回のつながりを想定しているテーマですので、極力3回通しで、ご参加されることをお勧めいたします。
【対象】
幼小中高教員、その他教育に関わる方どなたでも
【申込み】
Peatixでお申込みください
https://shikousakugo2023.peatix.com
【主催者】

久田教育総合研究所 代表 久田佳孝
私立中高等に校長補佐等で入り、学校の課題を抽出・分析し、先生一人ひとりが元気になる「前に進む提案」を行う。
また教育委員会の相談に乗り、構想立案・研修等を行なっている。

Social Animal Bond
代表 青木潤一
人にそっと寄り添う「動物介在教育」の学校現場への導入を提唱。
イキイキと子どもたちが活躍できる学校とするために、居場所を提供している。また、動物介在教育コーディネーターとしても駆け回っている。

マレーシア サンウェイ大学経済学部2年生、鶏鳴学園 青翔開智 探究学童GakuDoon! 中野真泉
自分の肌で感じたことを大切に、そこで触れ合う人々の思いを受け止め、フットワーク軽くチャレンジするのが信条。
現在は探究学童GakuDoon!で日々小学生に「遊び」の中に「学び」を見つけるプロジェクトを提供している。

学校改革の促進

学校改革を通してメンバーが活きいきとする学校に変えてみませんか?
さまざまなご相談に応じます。

・探究的な授業を作りたい
・観点別評価のあり方
・「本質的問い」の徹底と学校のありよう
・生徒の成績をあげたい
・学校のビジョンを共有したい
・中学からどんなことを意識すれば、高校で大きく伸びるのか?
・保護者との連携を強化したい
・教員のやる気を引き出したい
・学校を組織として動かしたい
等々
オンライン相談もお受けします。1時間10,000円(問い合わせ欄にその旨記入ください)