瀬戸内グローバルアカデミー訪問(1)大崎上島
2023年3月7日
同志社中学の竹山さん・瀬戸内グローバルアカデミーの長尾さんと共に、大崎上島に向かう。
福山から高速を使い1時間竹原港に向かう。そこからフェリーに乗って30分大崎上島に着く。
海を渡っている途中に、島全体が亜鉛製造工場になっている島があった。なんだか違和感を感じるが、反対側には、
うさぎの島と呼ばれる大久野島が見えた。ここは戦時中毒ガスの製造をする島であったところだ。
昔は、戦時中の秘密基地だった瀬戸内。そこに今、亜鉛製造島ができている。変な感じである。
大崎上島に上陸する。
長尾さんが運転する軽自動車に乗って島を回る。まるで自転車のような足代わりと言わんばかりである。島には信号は3つしかない。
中国電力とjpowerで作った大きな施設で実験棟があった。でかい煙突があるが、使用されていない。しかし、ここで、二酸化炭素を減らすエネルギー源の実験が行われている。
大崎上島には、3つの学校がある。大崎海星高校。商船高専。叡智学園。せっかくきたので、大崎海星にいる高橋貴一くんに連絡を取って会い、大崎海星を見学。
その後、
瀬戸内グローバルアカデミーに向かう。元ペンションを買い取って改装し使っている。ここと別に男子寮・女子寮があるらしい。
そこでは、瀬戸内グローバルアカデミーの生徒と村の人が参加する。英語講座が2階で開かれていて、しばらく参加し見学した。(英語講座:村人を含めて16名のメンバーがいるらしい)
その後
最近買い取った古民家を見に行った。すごく大きい木造4階建。それを50万で買い取って、改装している途中であった。
ここは、アメリカのメイン州の島にあるアトランティック大学と提携されており、ここでに身につけたことをベースにそこへ編入することになるのである。
この島で、アトランティック大学の1年生の間に学ぶことを学ぶ。
そして、次の年に、アトランティック大学の2年生に編入するという流れである。
その意味で、大学の一部をここで学び、準備もするといったことになるのである。
【瀬戸内グローバルアカデミー必要経費】
入学金:20万円
4月〜7月英語集中講座:30万円
9月〜翌年7月:130万円
合計:180万
その他、寮費4万円食費15千円(毎月)
運営母体:一般社団法人AUST(Asia US social Innovation Trust)
提携したアトランティック大学も他のアメリカの大学と違い、かなり安くで学べるらしい。
その後また、本拠地の元ペンションに戻り、長尾さんの牛丼をいただき、そこの学生と話す。
なんと、私が福山で中1から担当していた担当していた子達の同級生だと判明。お互いの知り合いがいっぱいいた。
そのせいか一層話が弾み、一番重要なことは何かという話や、友達たちに接してどうそれを行っていたかを話す。
その中で、今年、浪人して岡大の医学部に合格したことを知った友達を知り、とても嬉しくなった。
早速おめでとうの連絡。
何が最も大切にすべきことかを話すことで、互いに納得・共感できる夜となった。
この場で素直に学び成長している姿をそこに見出した。
その夜、
その学生からのメールで「今日の同級生の話や、久田さんがしてこられた進路指導の話は、とても楽しく聞かせていただきました。高校にこんな先生がいたらよかったのにと思った次第です。」と連絡が来た。
最終のフェリーで竹山さんと本土に渡り、
二人で話しながら、高速で、福山まで戻った。
「もしかしたら、この島のアカデミーには、教育の原点があるのかもしれないね」・・・・とお互い納得しながら
不思議な面白い1日となった。
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