2021年当初に思う・・
あけましておめでとうございます!今年は、どんな年になるのだろう。
年末にオンラインセミナーで会った広島の中川耕治先生と会う機会を得た。初対面で5時間も話してしまった。日頃考えていることを次から次へと話すと、延々話が尽きなかった。お互いにびっくりしてしまった程だ。
人が日頃から考えていることそれをぶつけ合い、更によくするにはどうすればいいかこれを考えると、生徒の無限な可能性は、さらに広がっていくということを実感した時間であった。さまざまな課題さまざまな悩み、それをどういう手順で進めていくかは、学校によって大きく異なる。組織としての機能状況、リーダーシップ、学校目標の具体化の程度等によって異なる。そこで重要なのは、大目標に向かっての課題に対する議論がきちんとなされ、共有できているかにかかってくる。即ち、学校のスタッフとしての当事者意識の共有によるわけである。自分たちで変えていくんだという意識が、一部の教員から始まり、学校全体に及ぼせるようにするやり方も必要である。例えば、個別に各部の部長と話をし、課題についての方向性について議論を行い、具体案を出してもらう。そのことについて他部署もどういう形で協力できるかを互いに考えられるようになるとうまく行きやすい。
ただ、一般的にいうと、新しいこと新しい動きに対してアレルギー反応を示す人々もいる。その為に学校行事の見直しや、組織としての協働がなければ仕事が増えるという印象を皆が持つからである。何のためにこれをするのかそれができると、こんなことが実現できる。みんなが一人の力ではなかなか実現できないということをみんなで考え、みんなで実行できるというムードを作ることも重要なことの一つとなる。
例えば、現在、学校によりオンラインの使い方もバラバラ。東京の学校では再び、本格的にオンラインを使わざるを得ない状況さえ生まれている。生徒が主体的に動き、考えるようにするためのツールとして、オンラインを使って定期的に、生徒と関わっていく環境をどう提供するかに、「学校」の存在意義が生まれてくるのだということを感じる。
これをなんのために、どいうことを狙ってこんなやり方でやっていく。というようなことの共有も、経験を積んで試みた学校は強くなっている。積極的にいろんなことにチャレンジし、周りもそれを認め合い、生き生きしている教員が多い学校では、生徒は、そういう教員を見て大きな影響を受ける。こうした方向性こそが、学校において必要なことであろう。
中川耕治先生が、「オンラインで知り合った先生方と学校を作ればすごい学校ができると感じることがある」という言葉を発せられていたが、上記のような積極的な動きをする教員がいればということにつながるのであろう。しかし、必ずどんな学校でも(地道な行動が求められるとしても)必ず実現できると信じて、私は、日頃学校と関わっていく。
学校改革の促進
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