学校改革の力は、何から生まれてくるか

学校をどうにかいい方に持っていきたいという気持ちは、校長先生や教頭先生はもちろんだが、その他の先生方も思われている。しかし、最も多く見られるのは、個々人の先生方が個別バラバラに、その方向性ややり方も含めて行なっている場合が多い。当然、教員一人一人が前向きに取り組むことは、重要である。ただそれだけでは、何らかの障害や思惑と違う動きを強いられた時に、一人の世界で完結し、自分のやり方はこれで、これは生徒のためにいいと思えることをやっている。自分はちゃんとやっているんだということだけが一番の自分の支えとなってくる。

自分の指導のやり方に関する動き・考えが人に伝わり、それに対して人からもっといいやり方を指摘された時や、まずいところを指摘された時にどう感じ、どう思うだろうか。一人で改革を行うことはできない。みんなの力が合わさらないと決して変わらないのである。そのための組織でありそのためのシステムなのである。

非難されたと感じた場合は、共通の方向性や目標を理解していない場合が殆どではないだろうか?高い目標を決め、方針を決め常にそのことを全員の心の拠り所として可能性を信じ、自分のみならず他の教員を信じられて動く。そして常に新しいことに、みんなとともにチャレンジしていく。そのために取り入れられることは何でも受け入れ、実践していく。人が合わさることにより、より深い思考ややり方をものにすることが楽しくなり。そんな楽しそうな教員の姿を生徒が見たらどう感じるだろうか。生徒は必ず教員の言動からその姿勢や本質を読み取っている。全教員が互いに意識できて、そのためにどんな人にも相談して動いていさえすれば、あとは各自が考えられたことを提案できる仕組みと、受け入れられるシステムがあればいい。いつもそう思っている教員ばかりの学校の生徒達は、必ず先生達と同じようになってくる。教員の顔色を見て教員により対応を変える生徒はいなくなる。

学校改革の促進

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